看護師がペットを飼う際の注意点やリスクについて

夜勤があり、仕事の時間が不規則な看護師。ペットが癒しになっている人も少なくないはずでしょう。また、これからペットを飼いたいと思っている看護師もいるのではないでしょうか?

ペットは生き物です。動物1匹1匹、1羽1羽に命があります。飼うなら動物の命に責任を持たなければなりません。命の重さに軽い、重いはありません。あなたが患者さんを責任を持って看護しているのと同じように、きちんと世話をしなければなりません。最後まで責任を持って飼いましょう。人間が病気になったり、ケガをしたりするのと同じで動物も病気になり、ケガもします。高齢になると、自分で歩けなくなったり、食欲がなくなったり、目が見えなくなったりするのは同じです。認知症になって飼い主のことが分からなくなるペットもいます。高齢になってお世話が必要になった時に、果たして時間も労力も使ってお世話できるのかを今一度考えてみましょう。

マンションやアパートなど集合住宅に住んでいるなら、ペットの飼育が許されているか管理組合の規約を確認しましょう。もし、許可なく飼育したらトラブルを招きます。ペット可の物件でも、飼育に関して条件があるはずなので、必ずルールを守るようにしましょう。ペット可でも飼える動物が決まっていたり、ペット不可物件でもハムスターなど小動物の飼育はOKの場合もあります。まずは、不動産会社や管理組合に相談してみましょう。

また、ペットを飼育する場合は、仕事で長時間留守にする際の温度管理に注意し、エサや水を十分にあげましょう。以上のことがペットを飼いたい看護師の心得になります。